【 好 評!】 インタビュー自分史・実績紹介

 

問い合わせページから、一番お問合せが多いメニューです。まずはお会いして、どんなものを作りたいのか。いつまでに完成したいのかを伺った後に「お見積もり」「工程表」を作ります。そのほかパッケージプランも提案しています。併せてご検討ください。

 

創業者の自分史は、事業後継者の礎になる (創業者の自分史)

 経営者からお聞きするのは「創業者である自分の人生を後継者(息子・娘)が素直に聞いてくれない」あるいは後継者が「自分なりの仕事のやり方があるけれど、創業者である父(母)がわかってくれない」というお悩みです。

 

育った環境、社会風景の違いを「親子だから」「いつも一緒にいるから」わかってくれるだろう。という気持ちが、近しい関係だからこそ、うまくいかないことが多々あります。

 

そんなお悩みをお持ちの方に。自分史作成をオススメします。福興ライターⓇとして、困難に立ち向かう人々の人生を100人以上伺ってきた経験を、あなたのお役に立てさせてください。

 

2018.10.9 「片倉山の麓に在りて」 吉川屋 大女将 畠アサさま自分史本完成!

畠アサさまの孫である、畠正樹さまからご依頼をいただきました。きっかけは、アサさまの昔話を聞きながら「そんな時代があったんだ」「おばあちゃんの話はおもしろい」というものでした。完成後、改めて畠家が地域に果たした役割と、吉川屋さまの変遷を知り、地域史として、飯坂町の公共施設にご本を寄付されたと伺いました。

「片倉山の麓に在りて」大女将が大切にしている着物の柄を表紙画像に
「片倉山の麓に在りて」大女将が大切にしている着物の柄を表紙画像に
大女将 畠アサさんの話に耳を傾ける 吉川屋常務 畠正樹さん
大女将 畠アサさんの話に耳を傾ける 吉川屋常務 畠正樹さん

この度、穴原温泉「吉川屋」大女将の自分史が完成しました。 

87歳という年齢を感じることなく、大女将の記憶力は明解で、また自分史を企画された常務(作成当時)が吉川屋さんにまつわる写真をいろいろ分類されていらしたのに加えて、常務ご夫妻が立ち会ってくださったことで、なごやかな雰囲気でお話を聞くことができました。たった4日間の聞き取りでしたが、お話しする度に大女将の表情が和やかになられたと常務ご夫妻からお聞きしたことも、アドバイザーとしては嬉しかったできごとです。

孫から祖母へ自分史を贈呈
孫から祖母へ自分史を贈呈
畠アサさま、吉川屋常務ご夫妻と 印刷・製本ご担当/タカラ印刷 林善克さま と武田
畠アサさま、吉川屋常務ご夫妻と 印刷・製本ご担当/タカラ印刷 林善克さま と武田

吉川屋さま ブログでもご紹介いただきました。ありがとうございます。

プロのライターが取材して書く「親子史」の魅力

実は、私の父親も建築会社を経営する創業者でした。大工あがりの職人でもあったため「親の背中を見て学べ」のようなことがありました。けれど事業を継ぐ子どもの世代は創業者ががんばって道を開いてきたときと、明らかに時代が変わっています。親子という壁を乗り越えて、事業を引き継ぐときにプロのライターの出番があると考えています。

 

2019.7.14 「髪と未来をつなぐ親子二代のものがたり」完成しました!

 

人材育成塾で半年間共に学んだヘアー・クリエイティブ・ロダン 鈴木明夫店長とお母さまである裕子さんから創業者、鈴木英治さんの思いを伺い、親子史を作成させていただきました。

 

「髪と未来をつなぐ親子二代のものがたり」制作対談

 

ヘアー・クリエイティブ・ロダン創業者 鈴木英治さんは2017年8月、肺の難病により急逝しました。当時、理美容師として都内にある美容室に勤務していた長男、明夫さんは急遽帰省。両親が経営する店を継ぐことになります。ご縁があり、鈴木さんご一家の親子史を冊子にまとめさせていただきました。

 

――親子史を作ろうと思ったきっかけは?

 

明夫さん:そもそも自分史(親子史)を知りませんでした。武田さんから自分史について話を聞き、その人の生きてきた歴史を垣間見ることができるということで「自分史っておもしろいな」「体験したいな」って興味がわきました。

テレビでファミリーヒストリーをやっているじゃないですか。それを残せるのがいいと思ったのと、核家族化や、人と人とのつながりがなくなっていく中で、いろいろなものが途切れていく時代に、祖母や父親の人生を言葉や形で残していくのが、これからの時代求められているのかなと。一つの宝物として残していけるんじゃないか。おもしろいなと思ったんです。

 

祐子さん:自分の人生「こうだったんだ」「ああだったんだ」って思い返せるよね。

 

――実際に作ってみて、どうでしたか?

 

祐子さん:「やっぱり、こういうことって大事なんだな」って思いました。

突然父親が亡くなったけれど、どんなことを考えて、どんなふうだったのかを文字に表したことは、鈴木家の財産だなって。昔の人は自分の人生や事業について、多くを語らないわけですよ。

息子が「お父さんもお母さんも、商売のこと、何も言わなかっただろ」って言うけど、

言わないことが美徳だって思っていましたから。でも息子に言わせると「そういうことまで話してほしかった」って。商売を継がなくてはならない人は、事業を立ち上げた私たちの思いを知りたいんですよね。それを息子たちに伝えることは「大事なんだな」って。

 

――言わなかった理由を話せたということですね?

 

祐子さん:(力強くうなづきながら)そう!そう!それに活字になったことで、明夫の思いもわかったし。今まで明夫から店の売り上げや、やり方について聞かれても言わなかったんですね。でも、この本を通して、明夫の気持ちがわかったというか…。

 

明夫さん:家族が知らない話ってあるんですよね。

 

――ほかにはどんなことを感じましたか?

 

明夫さん:いい意味で客観的にものごとを書いてもらったので、読み手としてはわかりやすいかな。

 

祐子さん:私たちのことを自然体で書いてくれたことが共感できる。それがよかった。

 

明夫さん:(祐子さんに)いいこと言うね。

 

祐子さん:そういうライターさんて、いて欲しいよね。

 

――武田に依頼してよかったことを聞かせてください

 

祐子さん:自分の過去って話したがる人と、話したくない人がいますよね。そんな事例を入れながら、話しやすくしてくれたことが良かったな。武田さんは相手のことをすごく考えてくれて、ひと言ひと言聞いてくれたんですよ。

 

――武田評をいただけますか

 

祐子さん:相手の心に入っていき方がうまいの。すごいと思う。「ここは大事だな」というポイントはちゃんと「ここはこうですね」って。私たちが言ったことに対しての確認が、必ずあったかい感じで返ってくる。

 

明夫さん:ばかまじめ。武田さんは、ばかまじめでおもしろい人。良いところ、そうでないところも含めて人にぶつかっていく部分が、人を惹きつけるのかなあとぼくは思います。「この人に任せたら大丈夫だな」という意味です。

 

――ありがとうございました。

 

(2019.5.15 いわき市にて

 

 

執筆させていただいたヘアー・クリエイティブ・ロダンさま。

ブログでもご紹介いただきました。ありがとうございます!

 

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